Dear my clients and new clients
You will see some familiar word from this Japanese acupuncture master and what I said to you on our sessions too.
keep studying
この方にはお逢いした事はありませんが、五十年以上治療に人生を捧げた私の師匠達の言葉と同じように聞こえます。
have a good night
best
オランダは今週火曜日からハードロックダウンの為、普段治療に時間を割かれてなかなか出来ない、情報発信を出来るだけしていきたいと思います。
現在まで、日本国外で鍼灸師として働きたいとご連絡を頂いた方へ。
こちらの先生の言葉の意味が分からない間は、日本国内の優秀な沢山の先生性方からまだ教わる事が必ずあると思います。その経験は、国外に出て一人で治療して行く上で非常に大切な糧になります。ニーズがあるとの質問自体も、鍼灸指圧等ホリスティック的アプローチの効果をまだ実践出来ていない証拠で、守破離の守の時間がまだ必要だと思います。目の前の一人の患者さんの治療で効果を出すことが出来れば、後は数年間程週末も休まず毎日開院することで、月に100人位の信用を得る事はどこに居ても出来ると思います。私は卒後数年後に、塩見てつお先生の外弟子を三年させて頂きながら、人口5000人前後の高知の越知町で盲人の先生と二人で開業していました。
塩見先生のについては、別の機会に書いて行きたいと思います。
良く言われていますが、まずは惚れる事です。
もしまだ惚れる程でなければ、鍼灸学会に入り、勉強会に参会し鍼灸に惚れている人達の周りにいることを強くお勧めします。先生方は嬉々として、長年の経験をもとに様々な疑問に答えてくれます。臨床を何十年と続けられている先生方には、当然沢山の患者さんがおり、毎日の臨床研究に時間を費やしておられます。SNSやインターネットを使用しての広告宣伝自体が必要ないのです。広告宣伝を否定する意味ではなく、臨床の技術知識を高める為には、自分よりより経験がある先生方との関わりが、一番の近道だと経験上お伝えしたいのです。そういった先生方は研究熱心で、学会や勉強会にてお逢いする可能性がオンラインよりは確実に高いです。
又 二─ズに関しては、未病治が上げられます。コロナウイルス感染拡大も相まって、多くの方が自身の健康により気を付けるようになると考えられます。それは国人種に関わらず、全ての国民に必要不可欠なものです。人が居て、法律が許す限りどこにでも鍼灸治療のニースは存在しえます。
※一つインタビューで思う事は
(グローブをしていると、エナジーを感じれないと)
それはおそらく、皮膚に直接触れる事により、正常な身体の状態(皮膚の張り緩み、艶、乾湿、寒熱、筋膜筋肉靭帯の過緊張、各関節の正しい位置可動域と協調、血液の鬱血、むくみの全ての触覚情報を統合したもの) をエナジーと呼び、特に感覚の鋭い指先でその全ての情報をキャッチする為に、グローブをしないと。グローブをすると当然触覚はほぼ遮断されるので、同じ効果は出せないとおっしゃっていると思います。さらに視診、問診、を加えて統合的に診断即治療します。
こちらの先生の様に、何十年も実戦でこの感覚統合治療を臨床で毎日行っている治療方法は、同じ鍼灸治療であっても、西洋人の様に明確に言語化し合理化した治療体系にはマッチしない事が多いです。特に日本伝統鍼灸の強み特徴は、主に触覚で得た身体情報を統合し、数ある経験知識を基に効果を出す方法を瞬時に導きだすことにあります。
診断即治療。
身体は人それぞれ違いますので、触診を一番重要視する伝統鍼灸治療は日本、中国、韓国を問わず、エナジーを(統合された身体情報を感覚でえたもの)瞬時に勘とも目付とも言われるものを用い、個々に合わせて治療していきます。治療家として経験が足りない間は、定型可された診断方法以外の引き出しが少ない為、エナジーの統合された情報とは気づかず、矛盾しているように見えると思います。
当然私もこの時期はありました。
医療国家資格を持つ鍼灸師ですら、この伝統鍼灸は理解に苦しむほど奥深いもので、当然一般の患者さんには理解しがたいものがあるのは当然事です。
それを表す言葉もインタビューでありました。 (先生 患者さんが信じて、はじめてできる)
フィジカルな治療ですが、身体情報をより正確に触診をもって統合精査するには、脳の精神機能がリラックスした上で、身体に与えられる全ての刺激を肯定的に受け止める事により、治癒能力が最大化され、治療後もより回復してくれます。ですので、信頼関係は治療の効果に大きな影響を与えます。
餅は餅屋です。
名人と呼ばれる治療家の脳の高次脳機能では、フル回転して一番ベストな答えを導き出しているのかもしれません。今後科学がさらに進歩すれば、全身スキャンにより病気になる前に、このインタビューの先生の様に、機能異変を発見し(エナジー)、鍼灸の代わりに、より最適な治療方法を提供する日もそう遠くない未来に来ていると感じます。
ちなみに私は、特に敏感な体質の方の治療のバランスを取る事の経験がまだまだ足りません。十年程前に日本に滞在していた頃より、小さなお子さんや、ご高齢の方の治療をする機会が減っている為だと思われます。
特に臨床を始めて数年の方にお伝えしたいことは、初めは拙い技術でも、手から身体に一生懸命さは必ず伝わります。手当が出来れば、焦らず、確実に、自分は治療を楽しみながら患者さんと一緒に治療していきましょう。
芝 龍之助
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