指圧治療

指圧とは、読んで字の如く、生体を指で圧(お)して身体の調子を整える治療法です。

「あんま」は、古代インドで生まれ中国を経て、朝鮮から700年代(奈良時代)に日本へ入ってきました。
「マッサージ」は、ヨーロッパで発達し、フランスとドイツの書物で1890年代(明治中期)に日本に紹介されました。「指圧」は、日本古来のものです。故浪越徳治郎先生の指圧は、昭和初期にすでに全身指圧の基本操作は出来あがっていました。この浪越先生の指圧は、故マリリン・モンローや、モハメッド・アリ等、海外にもファンが多く、その効果の素晴らしさから世界中に広まりました。


"手当て" という言葉のとおり、終始手だけの治療です。日本では、あん摩マッサージ指圧師と言う国家資格があり、国家が認めている医療技術の一つでもあります。
 
現在では、日本国外においても「Shiatsu」と呼ばれており、普及して来ています。「指圧の特色は、指と手掌のみを使って施術するところにあり、その神髄は診断即治療といわれています。
 これは、優れた感覚器である手掌と親指を使って施術することにより、体表のコリの位置や状態からその症状を見極めそのまま治療につながるという意味で、指圧療法独自の妙味とされます。

 

触診と同時に指圧も同時に行います。

症状がある部位には、炎症を起こして熱くなっているのか、それとも足が冷え熱が上に上がって炎症があるのか。血行不良で冷たくなっているのか、それとも外的ストレスからくる一時的な緊張によって、自律神経由来の冷えなのか。(それに応じて触り方、押し方は全て変わります。)

指圧というのは「ただ筋肉を揉む」というものではなく、悪いところがなぜ悪くなったのか、その身体の「音なき声」に耳を傾けていくのです。

 

指圧は「触診」と「治療」を兼ねた他に類を見ない素晴らしい治療方法といえます。