逆子は治りますか?
逆子(骨盤位)での分娩は全分娩の3-5%を占めるといわれており、分娩に際して分娩に時間がかかる上、正常分娩に比べてリスクの高いお産になります。

逆子になる原因は西洋医学では不明ですが、東洋医学では主に下半身の冷え等がその原因となると考えられています。胎児の発育に最も大切な部位は頭部であるとされており、下腹部や下半身に「冷え」があるとその成長に妨げになると考えられています。また胎児は自己防衛のために冷えている下腹部から頭を守るため、「逆子」になるともいわれています。

鍼灸が逆子の矯正に有効であることは古来より認められており、その治療はわが国日本でも古くから行われてきました。東洋医学では逆子になりやすいタイプの体質分類がなされ、主に元々冷え症で骨盤内腔や下半身の血流がよくない場合に多いとされています。
 
三陰交穴・至陰穴といった逆子治療のツボは一般によく知られていますが、当院では各人の体質を考慮した上で不定愁訴や子宮、骨盤部への血流を改善する整体、指圧に加え、ごく微細鍼灸治療を数か所加えることで、矯正効果をより高めています。
ツボへの鍼灸刺激は、血液の末梢循環を改善するとともに骨盤底筋や子宮関連筋系に作用し、胎児の自己回転を促す効果をもっています。また、鍼灸は副作用等の心配のない安全な治療法です。

日本での婦人科との提携での経験上、逆子の治療開始期は妊娠26-29週くらいを目安にはじめることが最も効果的ですが,34週前後でも改善例は認められていますので、まずはご相談下さい。