リウマチで指が変形しています。治りますか?
リウマチも、膠原病やその他の症状と同様に、現代の医学で解明されていないことが多い疾患の一つです。しかし東洋医学、特に鍼灸においては紀元前の古い医書にも膠原病と思われる疫病の説明があり、「身体に流れる経絡・経穴に鍼・お灸をすることにより、身体に大きな変化をもたらし、これを改善する」と記載されています。関節リウマチは「骨痺」といい骨が重く痛みがあり、手を挙げ動かすことができないとも書かれています​。

 

なぜ症状が進行してしまうのか

関節リウマチは、軟骨や骨の破壊が進行していない段階(初期)で投薬治療を始めれば、骨が変形する前に炎症(関節炎の波及)を抑えることが可能です。
しかし、腫れや痛みが一時的に取れたとしても、滑膜に炎症そのものが残っていると、症状は進行し、やがて関節に変形が生じます。投薬治療を受けているのに症状が進行してしまう場合、おもに次の要因が考えられます。

 

1 投薬にによってもすべての炎症を捉えておらず、十分な治療ができていない
2 薬の副作用が出やすく、薬を最後まで効かせることができていない

これを鍼灸、指圧、オスエオパシー医学の面からアプローチし、薬が効きやすい状態又は副作用を抑えていきます。また、二次的に拘縮した靭帯や筋肉の緊張を取ることにより、全身の血流の改善と関節可動域を広げ日常生活の質を上げていきます。

効果的に薬をしっかり効かせたうえで、その後薬に頼らずとも再燃しにくいお身体をめざすのがリウマチに対しての当院の方針です。

 

軟骨組織が破壊された晩期の患者さんにおいては、激しい痛みを伴うことがあります。動かして辛い場合は、安静にして下さい。変形した状態なりに上手く使えるよう、関節拘縮を予防するリハビリやストレッチを行ったり、場合によっては手術を施すことも必要です。

時に知らず知らず痛み止めの薬に頼っている方も多いのですが、痛み止めでリウマチが治るわけではありません。
とくに晩期の患者さんには、痛み止め薬の副作用で合併症を起こすリスクが高まります。

​痛みが酷く我慢できない場合は、安静にし頑張りすぎないことがポイントです。

痛みがある関節が固まるかもしれない、筋肉をつかわないと寝たきりになるかもしれいないと頑張って関節を動かしがちですが、炎症が残っている時点では、むやみに動かさないよう留意してください。炎症が悪化し、薬が効きにくくなることがあるため逆効果です​。

また、自宅でのお灸をして頂くことで、より効果的にお体を強くし、薬に頼らない体質にしていきます。