精神的に何もやる気が置きません。良くなりますか?

心身一如】という言葉が昔からあります。東洋の文化では精神と身体は繋がっており、常に影響しあい均衡を保っていると考えられています。また、精神的ストレスが内臓の胃潰瘍や過敏性大腸炎、高血圧などの循環器疾患に大きく関与していることは医学的にも証明されています。

基本的に精神症状は現代医学では脳゛に原因があると考えられています。しかし東洋医学では五臓、内臓異常をきたした場合でも逆に精神症状に表れるとも認識しています。例えば心臓は人の心や意識を支配し、肝臓は決断に関わっていると考えたりします。

 

恐ろしい思いをしたり、誰かを思うと心臓の当たりが気になったことはどなたにでもある経験だと思います。又イライラすると肝に触る、肝の虫が収まらない、肝心かなめ 肝(きも)が座っているなどの言葉もあることから、精神と内臓は切り離せないものだと昔から考えられていました。

ある研究では、追跡調査を行った心臓移植を受けた約70パーセント以上の患者さんが、以前のドナーの方の断片的な記憶や性格を受け継いでいるという記録もあります。また、強いストレスがGOPなどの肝機能を表す数値の上昇や、肝硬変のリスクの要因の一つになっていることも研究によってすでに知られています。

鍼灸や指圧、オステオパシー医学で内臓をコントロールしている自律神経に働きかけることにより、内臓の機能を高め、肝臓のストレスを軽減し精神状態を安定させる効果があります。

また、精神的な変調は後頚部や背部、前腕などの筋肉に極度の緊張を発生させ、ストレスの連鎖の原因の一つにもなります。これも同時に取り除くことで、できるだけ早期に回復し、以前の元気な状態に戻れるようにお手伝いしていきます。